2012年3月28日水曜日

「韓国の抗議、受け入れられぬ」 竹島記述教科書めぐり藤村官房長官

藤村修官房長官は28日午前の記者会見で、文部科学省の高校教科書検定で竹島の日本帰属を明記した教科書が合格したことに対する韓国側の抗議について「抗議は受け入れられない。竹島に関するわが国の一貫した立場に基づき、対応していく」と述べた。

2012年3月21日水曜日

世界が認めたジョー山中さん 追悼ベスト盤



インターネットの普及で世界はどんどん狭くなっているのに、日本のミュージシャンにとって世界の市場は遠ざかるばかり。欧米では韓国勢(K-POP)の活躍ばかりが目立つ。
 しかし、ネットが登場するはるか昔、1970年代には、世界が認めた日本のミュージシャンが少なからず存在した。昨年8月、肺がんのため64歳で亡くなった俳優兼ロック歌手、ジョー山中は、その数少ないバンド、フラワー・トラヴェリン・バンドのボーカリストとして活躍した。先ごろ出た彼の歩みを振り返る公式メモリアルベスト盤「バンブー・グラス」を聞けば、彼が世界に通用する卓越した才能を持っていたことが分かる。
 一般的には、当時50万枚を売る大ヒットとなった映画「人間の証明」(77年)の主題歌で知られるが、やはり彼の真骨頂はフラワー・トラヴェリン・バンドの代表作で、いまも欧米のロックマニアの間では名盤として語られる「SATORI」(71年)で発揮されている。
 このベスト盤ももちろん「SATORI」の楽曲群を収録しているが、空気を切り裂くような鋭利なハイトーンボイスは唯一無二のものだ。
 ジャケット写真は英ロック歌手、デヴィッド・ボウイの作品で世界的に有名なカメラマン、鋤田正義(すきた・まさよし)さんが撮影。(岡田敏一/SANKEI EXPRESS

2012年3月19日月曜日

スポーツカーブームは本物?! 英マクラーレン、日本初上陸


F1チーム「マクラーレン」のグループ企業、英マクラーレン・オートモーティブが3日、アジア・太平洋地域で初めてのショールームを大阪・ミナミの心斎橋にオープン、高級スポーツ車を売り出す。国内の自動車業界でも、低燃費やエコを追求した結果、本来の楽しさや面白さが低下したとの反省から、トヨタ自動車が「86(ハチロク)」やホンダが「NSX」を復活させるなど、かっこよさをアピールする動きが活発化している。
 「F1マシンは機能美の結晶。そのコンセプトを紹介するためにふさわしい店になった」
 ショールームを運営するマクラーレン大阪八光の池田晋八支店長はこう語る。
 シルバーメタリックを基調にした落ち着いた雰囲気が漂う店内では、車体軽量化や高性能エンジンが特徴の新型車「MP4-12C」(価格2790万円)を展示。1988年のF1・ブラジルグランプリ予選で名ドライバー、故アイルトン・セナ氏が乗ったマシンも並んでおり、ファンにはたまらないロケーションだ。
 来店第1号の兵庫県尼崎市、会社員、丸山博二さんは「スーパーカー世代にとってはたまらない。セナのマシンもすごい。もし買うのなら、日本中で走り回って見せびらかしたい」と目を細めて見入っていた。
 マクラーレンは昨秋、アジア・太平洋地域で計5カ所にショールームを設置する計画を発表し、大阪は第1号店。すでに30件以上の販売の予約が入っており、「こだわりや楽しさを求めるお客さまに人気」(担当者)という。