2012年3月19日月曜日

スポーツカーブームは本物?! 英マクラーレン、日本初上陸


F1チーム「マクラーレン」のグループ企業、英マクラーレン・オートモーティブが3日、アジア・太平洋地域で初めてのショールームを大阪・ミナミの心斎橋にオープン、高級スポーツ車を売り出す。国内の自動車業界でも、低燃費やエコを追求した結果、本来の楽しさや面白さが低下したとの反省から、トヨタ自動車が「86(ハチロク)」やホンダが「NSX」を復活させるなど、かっこよさをアピールする動きが活発化している。
 「F1マシンは機能美の結晶。そのコンセプトを紹介するためにふさわしい店になった」
 ショールームを運営するマクラーレン大阪八光の池田晋八支店長はこう語る。
 シルバーメタリックを基調にした落ち着いた雰囲気が漂う店内では、車体軽量化や高性能エンジンが特徴の新型車「MP4-12C」(価格2790万円)を展示。1988年のF1・ブラジルグランプリ予選で名ドライバー、故アイルトン・セナ氏が乗ったマシンも並んでおり、ファンにはたまらないロケーションだ。
 来店第1号の兵庫県尼崎市、会社員、丸山博二さんは「スーパーカー世代にとってはたまらない。セナのマシンもすごい。もし買うのなら、日本中で走り回って見せびらかしたい」と目を細めて見入っていた。
 マクラーレンは昨秋、アジア・太平洋地域で計5カ所にショールームを設置する計画を発表し、大阪は第1号店。すでに30件以上の販売の予約が入っており、「こだわりや楽しさを求めるお客さまに人気」(担当者)という。

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